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- Project
- Concept
- 長野県飯田市における歯科医院の新規開業に伴う新築計画である。周囲を坂に囲まれた小さな盆地状の地域特性から、自転車利用は少なく、他地域以上に駐車場の利便性が重要となる。効率的な駐車配置に加え、診療の妨げとなる直射日光の回避、田園風景の中での視認性、将来の拡張性などを考慮し、北側の駐車場に向かって開く、細長いプロポーションの建物とした。 建物の窓と駐車場との間隔が限られているため、窓の近くに植栽を配置し、庇を深く設けることで、外部との緩衝帯を形成するとともに、建物内部からの外部景観に潤いを与えている。また、深い軒の建物側をトップライトのように切り取り、植栽への直射日光と雨がかりを確保した。診療室や待合室を窓側に配置した動線計画により、建物内部には長い中廊下が生まれる。日本家屋の軒下に見られる、外部は明るく内部はやや暗い落ち着きのある空間性を意識し、廊下は間接照明による最小限の光で演出した。 セミナーの開催も可能な広めの待合室は、地域のコミュニティスペースとしての利用も想定している。田園風景に囲まれた快適な環境の中で、人々が自然と集う場へと育っていくことを期待している。
- Data
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構造設計 株式会社土屋設計 土屋茂
施 工 早川建築株式会社
照 明 ピー・エム・シー株式会社 鈴木宣之
撮 影 冨田 英次





