Copyright (C) 2022 Hiraoka Architects.
- Project
- Concept
- 埼玉県坂戸市で、連日多くの患者が通う町野皮ふ科。その自費診療専門の別館の新築計画です。
本館敷地から小さな道路で隔てた対面が新しい敷地となり、反対側は幹線道路に接道しています。
2面接道による2方向アクセスの駐車場計画とした結果、細長い形状の土地に建築することになりました。
土地の長さを利用して、幹線道路を走る車中からでも目を惹く長いフォルムを
素材感がある外壁材で包むことで、強い存在感ゆえに視認性が高い建物を考えました。
本館は市街地では目を惹くほどの高木に囲まれています。
かたや新館は、駐車場の計画の影響で
本館側からのアプローチと小さな中庭にしか植栽できるスペースがなく
本館に比べると植栽の量がかなり乏しくなってしまいます。
森林のような環境を好む院長の思いに寄り添い、建物に浮遊感がある長い植栽基盤を設け
立体的に緑化し、本館との繋がりを強めて医院全体のコンセプトを感じさせるようにしました。 - Data
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構造設計 天野建築構造設計事務所 天野 悦治
施 工 株式会社大悟建設
照 明 ピー・エム・シー株式会社 鈴木宣之
撮 影 山田 誠良